令和4年4月1日より
「65歳超継続雇用促進コース」※昨年から金額や要件が変更になっています。
定年年齢や継続雇用年齢を引き上げて、
高齢者の雇用を継続する制度を導入した一定の要件を満たした事業所に助成金を支給します。
<主な要件>※要件は他にもあり、細かく規定されています。事前に確認して進めましょう。
(1)支給申請日の前日においていずれかの対象者が1人以上在籍している
① 1年以上継続雇用している60歳以上の、定年前の無期雇用者で雇用保険被保険者
② 1年以上継続雇用している、 定年前から無期雇用しており、定年後引き続き雇用している60歳以上の雇用保険被保険者
(2)労働協約又は就業規則により、次の[1]~[4]のいずれかに該当する制度を実施したこと。
[1]65歳以上への定年引上げ
[2]定年の定めの廃止
[3]希望者全員を66歳以上の年齢まで雇用する継続雇用制度の導入
[4]他社による継続雇用制度の導入
(3)社会保険労務士等に就業規則の改正を委託し経費が発生していること
(4)高年齢者雇用管理措置の実施
高年齢者雇用管理等推進者の選任と、55歳以上への次のいずれかの措置
① 職業能力の開発及び向上のための教育訓練の実施
② 作業施設・方法の改善
③ 健康管理・安全衛生の配慮
④ 職域の拡大
⑤ 知識、経験等を活用できる配置、処遇の推進
⑥ 賃金体系の見直し
⑦ 勤務時間制度の弾力化
<金額>
例 60歳以上対象者 :4人
旧定年年齢 :60歳 継続雇用年齢 65歳
新定年年齢 :70歳
助成金額 :50万円
例 60歳以上対象者 :1人
旧定年年齢 :60歳 継続雇用年齢 65歳
新継続雇用年齢 :70歳
助成金額 :30万円